めざすは公立中高一貫校! 中学受験に必要な勉強とは?

2015.12.24 勉強のコツ
公立中間一貫校

「まだ、早いんじゃないかしら。」「だって、私立中学って高いし……」「小学生から勉強漬けはちょっと……」

中学受験と聞いて、こう思う方も多いのでは!?

 

群馬県には公立の中高一貫校が3校あるのはご存じでしたか。

・群馬県立中央中等教育学校(高崎市)
・伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校(伊勢崎市)
・太田市立太田中学校(太田市)

経済的負担が少なく、「高校入試がない=6年間じっくり勉強や運動に取り組める」ことで、中学入試を考える親子も増えているようです。

 

気になる公立中高一貫校の試験内容は?

公立の中学受験をする場合、試験の内容が気になりますね。いったい何を勉強しておけばいいのでしょうか。

・中央中等教育学校:適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、面接
・四ツ葉学園中等教育学校:適性検査Ⅰ、パーソナルプレゼンテーション
・太田中学校:適性検査Ⅰ、作文、面接

3校とも適性検査や面接で検査し、学校から提出される内申点を加味して合否を決めているようです。

最終的に、ほぼ同じレベルの子たちの中から抽選で選ばれるという学校も。高校入試のように、国語・数学・英語・理科・社会をみっちり勉強し、点数をとることが合格につながるわけでもなさそうですね。

 

合格するためにやっておくべき勉強は?

まずは学校の勉強をしっかりしましょう。授業中の態度や学校での成績は、内申点として中学受験の時に提出されます。毎日コツコツと勉強することは、内申点アップにつながります。あとは、適性検査・作文・面接対策ですね。

【適性検査】
筆記テスト。教科別ではなく、総合的な「考える力」を問われます。分析力・論理力・表現力を使って問題を解く適性検査は、大人でもむずかしいと感じることも。
考え方のコツなど、日頃から多面的な見方ができるような訓練をしておくことが必要ですね。

【作文】
文章力は一朝一夕で身につくものではありません。本や新聞を読む、ニュースを観る、日記を書くなどして、いろいろな文章に触れておきましょう。ただし、いくつかのコツはあります。
「起承転結」の重要性やテーマ設定方法などは、中学受験の勉強をはじめるなら、知っておきたいですね。

【面接】
個人かグループか、過去にどんな質問がされたのか。事前に分かる範囲で調べておけば、少しは安心して臨めるのではないでしょうか。いきなり人前で話すのは誰でも緊張するもの。繰り返し練習をしておくのも効果的かもしれません。

 

学校の勉強はもちろん、中学受験対策もすぐにはできません。公立中高一貫校を目指すなら、早めの対策を。

希望校への合格率が高い塾を探すのも、中学受験対策の一環といえるでしょう。パズルや読書、理科の実験など、“勉強っぽくない勉強”を教えてくれる塾なら、小さいころから総合的な力を身につけることができそうですね。
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