集中力のある子どもに! 小中学生の集中力アップには親のサポートが大切

2016.05.23 子供の未来
子どもの集中力

「子どもの集中力をアップさせたい!」

これは多くの親が思うことだと思います。

 

集中力は勉強の時はもちろんですが、スポーツや仕事などあらゆる場面で欠かせない力です。しかし、集中しなさいと言われてもなかなかすぐにできるものではありません。

特に子どもは好奇心旺盛で活動的。集中力をアップさせるには、親のサポートがとても重要になるのです。

 

集中力を妨げる原因とは?

集中力を妨げる原因はいろいろありますが、主にこの4つが挙げられます。

【睡眠不足】
人間は眠いと、判断力も集中力も通常より格段に落ちます。慢性的に眠いと感じる人は生活習慣から見直す必要があります。

【まわりの雑音】
集中しようと思っているときに話しかけられたり、気になる音が聞こえてきたりすると、気になって集中できなくなります。

【プレッシャー】
周囲の過剰な「勉強しろ」口撃は、子どもにとってプレッシャーになり、逆に集中力を削がれます。

【マイナス思考】
「勉強できなかったらどうしよう」「このままだとまずい」などといったマイナス思考は圧力と緊張を生み出し、集中を妨げます。
 
 

集中力アップのために親がすべきことは?

集中力をアップさせるためのポイントは以下の4つ。

<集中力アップポイント1>

環境づくり
机のまわりが散らかっていると集中力は下がります。勉強に不必要なものが転がっていたら、なおさら勉強に身が入りません。机のまわりからマンガやゲームなどを取り除きましょう。

リビングなどで勉強をしている場合は、テレビなどを消し、勉強するスペースには何も置かないようにしましょう。

 

<集中力アップポイント2>

規則正しい生活
前述した通り、睡眠不足は集中力を妨げます。最近ではテレビやスマートフォンを長時間見続けて、睡眠が十分に取れていない子どもも増えています。

22時〜2時の間は、疲労を回復させるホルモンが分泌しやすい時間帯です。できるだけ22時までに寝るように心掛けましょう。

 

<集中力アップポイント3>

適度な休憩
小学生の授業時間は45分、中学生は50分であるように、子どもの集中できる時間は頑張って40〜50分くらい。適度に休憩をとってリフレッシュすることも集中力を持続させるコツです。

 

<集中力アップポイント4>

できるだけ楽しく
ゲームやマンガなど、好きなことをしている時はいくらでも集中できます。勉強も「○○分でこれだけできるかな?」とゲーム要素を加えるなどして、できるだけ楽しくする工夫をしてみましょう。

 

「勉強しなさい」「集中しなさい」と声を掛け続けていると、子どもも自分もヘトヘトになってしまいます。子どもの集中力を理解して、うまく集中力アップできるようサポートしてあげることが大切ですね。

 

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