学生のみなさん、新聞読んでいますか? 新聞を読むと、こんな良い効果が!
2016.05.20 勉強のコツ新聞を読む子どもは学力が高い!?
学生のみなさん、新聞読んでいますか?
最近ではインターネットの普及などの影響もあり、ちょっぴり影が薄い存在の新聞ですが、子どもの学力向上にとても役立つという調査結果が出ています。
文部科学省実施の学力調査と生活習慣などのアンケート調査によると、新聞を読む習慣と学力には相関関係があることが分かりました。
特に国語の知識を問う分野においては、新聞を読んでいる子どもと読んでいない子どもでは10ポイント以上の差が出るという結果になりました。また、算数や数学といった直接関係の無い教科でも、新聞を毎日読んでいる子どもは、読んでいない子どもよりも正答率が高い傾向があります。
新聞を読むことのメリットは?
ではなぜ新聞を読むと学力が向上するのでしょうか? 主に次のようなメリットが考えられます。
【文字に慣れ、語彙力が上がる】
知らない漢字や分からない単語をを調べたり聞いたりしながら読んでいくと、次第に語彙力がついて、文字を読むことに対しての苦手意識がなくなってきます。
【考える力が身につく】
社会、政治、生活、文化……ありとあらゆる分野の「現在」が分かる新聞を読むと、いま世の中で何が起こっているのかが分かります。「どうしてそうなっているのか?」「どうすれば良くなるのか?」と、考える力が自然と身につきます。
【時事問題に強くなり、話し上手に】
新聞を読むことで、いろいろな情報が入ってきます。会話の幅も広がりますし、入試の面接等でニュースの話題を聞かれても戸惑わずに答えられるようになります。
最新のニュースを知ることができ、学力アップにも役立つ新聞。せっかく家に毎朝届くのですから、読まないのは損ですね。
最近では大人の新聞離れも問題となっていますが、この機会に親子で新聞を読む習慣をつけてみてはいかがでしょう? 毎朝の新聞から会話のキッカケが生まれ、親子のコミュニケーションの時間も増えると思いますよ。