【言っていませんか?】親から言われたくない言葉、ワースト3
2016.07.21 子供の未来親が日常生活の中で、何気なく言っている言葉に、子どものやる気をなくさせている言葉があるって考えたことがありますか?
子どもが親から言われたくない言葉のワースト3は
(1)早くしなさい!
(2)勉強しなさい!
(3)勝手にしなさい!
なのです。この言葉を1日何回発しているでしょうか?
親からすれば、「この言葉を使わなければ、何もしなくなってしまうわ」と言われそうですが……。
でも、よく考えてみてください。
(1)早く飯作れ!
(2)掃除と洗濯をしなさい!
(3)勝手にしろ!
と、ご主人やお姑さんから命令されたら、ホント嫌になってしまいませんか?
たとえば、
「あとどのくらいでできるの?」とか、
「今日は何を食べさせてくれるの?」とか
「何か手伝おうか?」
なんて言われたら、怒るどころか嬉しい気分になりませんか?
子どもも同じなのです。一方的に命令されてやるのは嫌だし、だからといって突き放されても寂しい気持ちになります。
忙しい家事や仕事で振り回されている親にしてみれば、つい出てしまう言葉。
けっして傷つけようなんて思ってもいないし、子どもにもっとよくなってもらいたい一心でつい出てしまう言葉なのですが、この3つは特に親から言われたくない言葉なのです。
では、子どもにどんな言葉をかければいいの?
命令されたり、強制されたり、排除されたりする印象の言葉でなく、相手に少し考える余裕を持たせる事、何のためにやるのかという目的を気づかせる事、一緒に考えてくれようとしているという信頼感等を与えるような言葉に変えてみるといいですね。
だからと言って、そんなに考えすぎることはありません。
いつものように言いそうになったら、ひと呼吸おいて言い換えてみる。それだけでいいのです。
きっと、心の余裕が生まれて、子どもがどんな風に言われると喜んで自主的に動き出すのかが見えてくることでしょう。
今日からチャレンジしてみては?