定期テストでは点数が取れるのに模擬や実力テストでは取れない! なぜ?

2016.09.20 勉強のコツ
テストで良い点

「私は、学校の定期テストでは、そこそこ点数が取れますが、実力テストや模擬テストになると、思ったような点数がとれません。このままだと本番の入試がとても心配になります。」

 

このような不安を持っている生徒は結構いるものです。さて、どうしてそのようなことがおきるのでしょうか? もう一度、自分の勉強の仕方を見直してみましょう。

定期テストに臨む前の勉強はどうしてますか?

きっと範囲が決まっているので、直前数日前から、テストに出そうな所を、一生懸命暗記しているのではありませんか? 一夜漬け勉強が得意な人は、これでそこそこの点数が取れてしまうのですね。

でも、実力テストは、範囲が決まっていないために、せっかく定期テストで暗記していたことも、忘れてしまっている場合が多いのです。

そんな人は、勉強の仕方を少し見直してみましょう。

 

模擬テストや実力テストで良い点をとるためには?

まず意識を変える! 勉強は暗記するという行為から、知識をためるための行為なのだと意識を変えてみてください。

授業で習ったことを暗記するのではなく、知識として蓄えるという意識を持ちましょう。

具体的に言えば、定期テストに備えて2週間くらい前から計画的にテスト範囲を復習します。ただ暗記するのではなく、苦手なところを繰返し、練習します。自分で納得できるまで先生に聞いたりしましょう。

“よく理解できないまま暗記してしまう”のは、ただの骨折り損に過ぎず、あなたの知識にはなっていないのです。ここが肝心なところです!

 

もう一つは、定期テストの後です。テストが終わると、つい安心して怠けてしまいますが、テスト後が肝心です。間違えたところを確認して、なぜ間違えたのか原因を突き止めます。
つまずいた所をチェックして再度復習します。

定期テスト後に、すぐ復習しておくことで、次の定期テストや模試、実力テストの準備がラクになり、自ずと結果にも結びつきます。

暗記してその場の点数を取ることより、意識して知識にしていくことで、実力テストでは各段に点数が取れるようになります。

 

具体的な繰り返し学習法として、ノートを使った次のようなものがありますので、やってみてください。

ノートを4つに折る。
問題集の答えを端の列に縦並びに書いていく。
〇×をつけて直しをする。×がついたところを覚えなおす。
1回目に解いた列を隠し、時間を置いてから隣の列に同様に答えを書いていく。
間違えず回答できるまで繰り返し、4列使うこともある。

 

こうして、同じ時間勉強するにしても、少しだけ知識をためるという意識を持つことで、自然と勉強の仕方がわかってきます。また自分のつまずきも見えてくるので、数倍の効果が得られることでしょう。

なんでもひとつひとつ丁寧に取り組んでいると、勉強以外にも物の見方や考え方が変わってきますよ。知識を増やすことは、自信にもつながり大きな成果に結びつきます。頑張ってトライしてみましょう!

 

まだ間に合う! 秋から追い込み開始!他塾に通いながら受講できます!

関連記事