国語力をつけるには

2017.07.20 勉強のコツ
国語力 音読

 

国語はすべての教科に影響する教科です。本当の意味で読解力がなければ、理科や社会でつまずくこともあります。どうしたら国語力がつくのか、「うすい学園」で国語の指導をしている堀込創史先生にお話を伺いました。

 

 

私は国語を担当しているのですが、この教科の指導は大変難しいと思っています。特にこれからの入試問題では、ただ答えを導き出せば良いわけではなく、深い読解力と表現力が問われます。それをしっかり身につけさせようと考えています。

私の授業では、文章問題の意味を理解させるために、音読することを勧めています。目だけで読んでいると、わかったつもりになって、難しい言葉や表現などをとばしてしまうことが多いためです。

また、文章を段落ごとに区切って、書いてある内容を要約させ、それを隣の生徒に伝える練習もします。これも、自分の頭の中でしっかり理解していないと、なかなかうまく伝えられません。他の生徒の発表を聞いて、「そういう考え方もあるのか」と新しい思考の仕方に気づくこともあります。

要するに、主体的に授業に関わらせないと、本当の力はつかないのです。

 

国語力はいきなり身につくものではありません。このようにコツコツと文章の理解力を高めるための学びを積み上げていくことが大切です。

ご家庭では、小さい頃から本を読む習慣をつけさせること、そして国語の予習復習は声を出して音読させることをおススメします。

 

うすい学園の理念は「生徒の可能性を最大限に広げること」

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