うすい学園柴崎龍吾代表インタビュー Vol 2

2017.07.29 勉強のコツ
うすい学園

群馬県の学習塾の中でも群を抜いて特色ある教育を貫いている「うすい学園」。創業42年になるが、「子どもにとってなにが大切なのか?」を常に追求し、塾という枠を超えてチャレンジし続けている。同校代表のインタビュー第2回目は「柴崎龍吾のうすい流教育哲学」です。

(インタビューは元月刊パリッシュ編集長 土屋)

 

 

 

――生徒たちに教える上で大事にしていることは?

柴崎 一つ目は「教えすぎない」ということです。自ら学ぶという気持ちがないと、子どもたちは成長しないんです。先生が黒板に書きながら、一方的に教えるというスタイルでは本当の教育はできない。だからどうしたら子供たちが本気になるのかをいつも考えてますよ。

二つ目は「褒めるのではなく一緒に喜ぶ」。子どもは親や先生に褒められると嬉しいもです。でももっと嬉しいのは一緒にできたことを喜んでくれることじゃないのかな。常に子供側に立つことが大事だと思いますね。

三つ目は「叱るのではなく。怒れ」。これも、一般的な良い悪いという価値判断で叱るのではなく、親や先生が本気で怒ることが一番子どもの心に刺さるような気がしています。

 

 

――これからの教育で必要なこととは?

柴崎 今までは、知識や経験のある人が子どもたちに教育を施してきましたよね。でもこれからの子どもたちに求められるのは、自由な発想やコミュニケーション能力。そして周り・世の中にそれらを伝える表現力なんです。

それらは教えられて身につくものではない。子どもたちが自ら学び気づく教育の場が必要になるということです。

創業した当時、「子どもが子どもに教える」、そこにスゴイ価値があるということに気づかされました。その気づきに基づき、現在の塾の中では、先生と生徒、生徒同士、先輩と生徒の関係作りを仕組化して効果を上げています。

 

 

 

Vol 3 へ続く

 

うすい学園の理念は「生徒の可能性を最大限に広げること」

 

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