受験生と睡眠
2017.10.05 勉強のコツ受験生と睡眠の関係は切っても切れないは関係ですね。睡眠時間ばかりとっても勉強時間は減ってしまうし、睡眠不足は色んな問題が生じてきます。
睡眠不足になると、頭がボーとして集中力がなくなったり、やる気が失せたりします。睡眠がしっかりとれているときは、脳が活発になるので、勉強がはかどりますね。
それは睡眠と脳は深い関係があるからなのです。
脳は人が生きていくために日夜働き続けています。
参考書を見て情報を受け取り、それを記憶し、問題を解くときはそれを引き出し、答えを書き込む指示を出します。
食事を美味しいと感じたり、臭いや視覚・聴覚といった五感にも働きかけて、常にフル活動状態です。
こんなに働いているのですから、しっかり休ませてあげないと脳も疲れてしまうのです。
脳の疲れは睡眠で回復するのですが、長時間睡眠をとれば良いわけでもありません。
質の良い睡眠が大事なのです。
そこで、受験生のための質の良い睡眠をとる4つのポイントをお教えしましょう。
(1)寝る前にパソコンやスマホをしない。
「メラトニン」という睡眠ホルモンがスマホやパソコンの画面から発せられるブルーライトのような強い光を浴びると、減少してしまいます。
そのために寝られなくなったり、眠ったつもりでも脳は休んでいなかったりするのです。
(2)夜食は寝る前には食べない。
寝る前に夜食を食べるほうがよく寝られるという人がいますが、実はその活動は寝ている最中にも続いてしまうので、脳は休めないのです。遅くとも寝る2時間前までに食事は済ませておきましょう。
(3)部屋を暗くして寝る。
睡眠を促すメラトニンは光を嫌います。明るくしていると、どんどんメラトニンは減ってしまい、脳が休む状態に入れないまま朝になってしまいます。
(4)寝室の温度を適温にする。
夏は26~28℃、冬は18~23℃が眠りに適していると言われています。
暑くても寒くても、熟睡できませんね。
寝る30分位前に、エアコンの温度を設定するのが眠るための工夫の1つです。
10代の受検生は最低6~7時間以上は睡眠を取ってほしいです。
しっかり脳を休ませてあげることが大事です。質の良い睡眠は、受験勉強をさらに効率の良いものにしてくれるでしょう。