新しい前期入試とその対策
2017.11.14 勉強のコツ
昨年度から、群馬県公立高校入試の前期入試が大きく変わりました。
改めて前期入試がどう変わったのか、見てみましょう。
今までの前期入試では、調査書のほかに総合問題、小論文、作文、面接などが主で、本人の学力よりも調査書を重視する傾向がありました。
ですので、一定の成績や部活動での功績があれば前期合格できていました。
それが、去年度からは以下のように変更になりました。
①高高、高女、前高、前女、太高
調査書+各高校独自で作成した総合問題+面接。
※総合問題とは、教科を横断して課題を解決する思考力、判断力、表現力を問う問題。
②上記以外の全高校
調査書+学力検査(国数英の3教科)、面接や作文等。
つまり、成績や部活動だけでなく、「学力を問う」選抜が行われるようになりました。
それに加えて前期合格者の割合が増え、トップ高校以外では定員の50%が前期合格者です。
①の学校を目指す方
総合問題は学校によって傾向が異なるうえに、難易度が非常に高いです。
早くから過去問、類似問題に取り組み、自分で丸つけをするだけでなく学校の先生や塾の先生に必ず添削をしてもらい、やり直しをしましょう。
②の学校を目指す方
学力検査は点差がつきにくい基礎的な問題が多く出ます。各教科で2問ずつ程度出題される記述問題でどれだけ正確に答えられるかが勝負です。多少成績に不安があっても、この学力検査で逆転合格は可能です。
今まで前期入試は成績が良い人でないと受けられない、というイメージがありましたが、そうではありません。
1つのチャンスとしてぜひ挑戦してみましょう。
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