ノートの上手な使い方
2018.01.09 勉強のコツ
私は中1の女子です。授業のノートをとるのが苦手です。授業中、先生が書いたことを一生懸命書き写しますが、テスト前に見直すと自分で書いたものなのに、全く訳が分かりません。ノートの上手な使い方を教えてください。
■うすい学園柴崎代表からのアドバイス
授業中に一生懸命黒板の文字を書き写しているのですね。でも、ちょっと考えてみてください。「何のためにノートを使うのかな?」
書き写すというより、考えたことを残しておくとか、考えたことを整理してみる。ノートに書いて、言葉や図にすることで思考は深まります。
一度頭に入れたものをノートに書けば、その文字を見ただけで、その時の頭にあったことを思い出すはずなんです。
おそらく、後で見て何を書いたかわからないというのは、ただ書き写しているだけなのではないかな?
理解してから書く。人間の脳は一度理解して思考したものを書いておけば、しばらく忘れてしまっても、後でそのノートを見ると思い出すものなのです。
記憶の引き出しのラベルみたいに、頭の中にズルズルっと出てきてくれます。
ノートするというのは、この最初のラベルの役割でなければならないので、頭の中に何も入ってなければ出てくるわけがないということです。
そんなことを意識してノートを取っていけば、ずいぶん変わってくると思いますよ。