今私は反抗期です。親に頼まれた手伝いはしたくないし、学校や受験のことで何か言われると、わけもなく反発してしまいます。

そんな自分が時々いやになって、自己嫌悪に陥ります。大きくなったら親孝行したいと思うこともあるのに、いつも反抗してしまいます。こんな私の性格、どうしたら直るのでしょうか？

 

 

■うすい学園代表　柴崎龍吾先生からのアドバイス

 

そうですか。自分で反抗期だとわかっているのですね。

最近は反抗期がない子もあるようです。かえって心配してしまいます。我慢しているのかな？摩擦が起きることを怖がっているのかな？

私は、ちょっと生意気に反抗する気分というのは大事なことで、社会に出てからも必要なのではと思っています。

反抗期っていうのは、季節性の風のようなもので、一種の練習なんじゃないかな？

お母さんだからできるってこともあるし。

ぶつかって反論してみることで、相手も反論してくる。その相手を理解して言い返すという練習。相手の事を聞き入れ過ぎるのもどうかと。ぶつかることを怖がらないで、もっとお互いぶつかり合うことが大事なんじゃないかと思うのですね。ぶつかるから分かり合えるってことも多いのではありませんか？

いろんな見方でものを見られる大人になる過渡期だと考えてください。

親孝行したいと思う時もあるなんて、ちゃんと親のことも考えているのですから、立派なものです。

落ち込んだりしないで、思ったことを親にぶつけてみていいのですよ。

そういう時期なのですから。そう思います。

 

うすい学園の理念は「生徒の可能性を最大限に広げること」