勉強のモチベーションアップに。面接でも役立つ! 「リフレーミング」活用法
2016.03.16 おもしろ受験生活「リフレーミング」ってなぁに?
中学3年生になると受験対策で面接練習というものがあると思います。その時に「あなたの長所を教えてください」という質問がよくあります。
「いきなり長所って言われてもな~。短所ならあるんだけど……」なんて人、多いんじゃないでしょうか?
そんな時に役立つのが「リフレーミング」です。
リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)で思っている物事を、違う枠組みで見ることをいいます。自分の短所だと思っていたところも、枠組みを変えると長所に言い換えることができるんです。
リフレーミングによる言い換え
リフレーミングで検索すると、短所を言い換える言葉がたくさん出てきます。
飽きっぽい・あきらめが早い
→ 好奇心旺盛・いつまでもくよくよしない
いいかげん
→細かいことにこだわらない・おおらか・寛大
落ち着きがない
→活動的・フットワークが軽い
うるさい
→明るい・活発・元気が良い
空気が読めない
→動じない・マイペース・自分の世界がある
行動が遅い
→落ち着いて行動できる・堅実
優柔不断
→他人の意見を尊重する・フレキシブルに行動できる
こうしてみると、短所は長所の裏返しですね。実は自分が短所だと思っているとことが、相手にとって魅力なのかもしれません。
自分のネガティブな心理をポジティブにするリフレーミング。リフレーミングすることで、自分がどんなに魅力的な人間かわかるようになりますね。
勉強にも使えるリフレーミング
リフレーミングは面接だけじゃなく、勉強にも役立つんです。よく聞く話で「もう」と「まだ」の話があります。
コップに水が半分あったとして、「もう半分しかない」というのと「まだ半分ある」では、感じ方が違いませんか?
人は物事の捉え方次第で、気持ちが沈んだり楽になったりします。
「全然点数が上がらない」と落ち込んでいるならば、「まだ点数が上がる余力が残っている」と考えてみてはいかがでしょう?
これから上がると期待して勉強したほうが、きっと勉強の効率は上がるはず!
良いも悪いも物事の捉え方次第。リフレーミングを利用して、ポジティブに受験勉強に取り組んでみてはいかがでしょう?