【中高一貫合格体験記】面接で気をつけたのはコレ!
2016.03.30 おもしろ受験生活我が家の『合格体験記』をご紹介します。
娘が受験したのは「太田市立太田中学校」。群馬県にある公立中高一貫3校のうちの1校です。
1月23日(土)が『入学者選抜検査』、その9日後の2月1日(月)が『合格者の決定及び合格発表』でした。高崎市の「中央中等教育学校」、伊勢崎市の「四ツ葉学園中等教育学校」も同じ日程で行われたようですね。
ところで、「合格者の決定」って? 「合格発表」となにか違うの??
実は、合格者の一部は“公開抽選”で決まるのです。公開抽選に参加できるのは志願者の保護者のみ(自由参加)、参加する場合は受験票が必要です。
「平日午前中なんて、行けない~!」なんて方もご安心を。抽選後の10時~、Webサイトでも合格者番号を確認することができます。
入学者選抜検査の時の服装は
指定は特にありません。「華美過ぎない普段着」でOK!
ただ、検査当日は、卒業式用やおでかけ用のスーツを着ている子がほとんどでした。ロゴが入った服や、派手な色の服は、塾の面接練習でも控えた方が良さそうです。
校舎内では上靴を履くので、靴に関してはそれほど気にする必要はありません。スニーカーの子や、革靴の子、さまざまでした。
覚えておきたいのが、カバン・バッグ類! 試験や面接の会場が違うので、靴を持っての移動がけっこうあります。両手が使えるようにしておくと、便利ですよ。
一般的な身だしなみとしては、清潔な髪型や、長すぎない爪。面接は第一印象が大切なので、だらしなく見えない服装や身だしなみを心がけたいですね。
面接の時に気をつけたい点
【中央中等教育学校】面接試験
面接官3名(中央中等の先生)、受験生4~6名、男女別
質問:個人別1問、全体共通2問 計3種類
【四ツ葉学園中等教育学校】PP(パーソナルプレゼンテーション)
出願時に事前課題と発表用紙を受け取る
発表用紙:自分の考えを伝える4文字以内の言葉または絵(一人2分)
面接官2名(四ツ葉学園の先生)、受験生1名、一人10分
当日課題:3分でまとめ、1分で発表
【太田市立太田中学校】面接試験
面接官2名(太田中の先生)、受験生4~5名、男女別
質問:全体共通2問
中学受験だけではなく、どんな面接でも基本は同じです。
・大きな声でハッキリと
・動作はキビキビ、モジモジ・ソワソワNG
・面接官の目を見て話す、キョロキョロしない
・笑顔
・姿勢
中学受験では、こんなことにも気をつけるといいですよ。
・お友達とすれ違っても声を掛け合わない。(つい手を振ってしまいそうになります)
・待ち時間は読書をして過ごす(本は持参します・3校共通)
・挙手は積極的に(全体共通の質問は、挙手をした子から指名されます)
・言い間違えても、「すみません。間違えたので言い直します」(素直さでカバー)
最後は、「自分を信じる!」
これが一番大事かもしれませんね。
入学希望者は、学校側が求めている人物像に近づけていますか? 事前に受験する学校の教育理念・方針などを確認しておくことも重要なポイント。
面接のコツは頭では分かっていても、身についていないと「本番でできなかった」なんてことにもなりかねません。面接官が知りたいのは、志願理由のほかにその子の人柄や家庭の様子などです。それは、発言内容だけでなく、立ち居振る舞い、行動すべてからにじみ出るもの。日頃から意識して行動しておくことが、面接の成功につながります!
塾でも模擬面接を行ってくれますので、疑問に思うことは練習の時にスッキリさせておきましょうね。
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