わかっているようでわかっていない“9歳の壁”

2016.12.28 子供の未来
9歳 小学3年 小学4年

 
小学生のママなら当たり前に知っている“9歳の壁”ですが、これから子育て本番のママたちにとっては初めて耳にする言葉かもしれません。9歳、つまり小学3、4年生になると、心や体が大きく成長し、いろいろな問題にぶつかることが多くなります。中学受験を意識し始めるのもそのころからですね。子どもの変化にうろたえることなく、しっかり受け止めてあげましょう。
 
 
 

9歳の壁ってなに?

9歳前後の子ども達は、親が作ってきた幼児期の世界から抜け出し、親や自分以外の他人を意識し始めます。今まで感じたことがない感覚から生まれる不安やストレスに直面する時期なのです。心が大きく成長すると同時に、勉強にも差が出始める時期でもあります。
 
 
 

9歳の壁を乗り越えるには?

幼児期には親が手取り足取り、いろいろな事をさせてきたと思います。字を読ませたり書かせたり、計算ができるように勉強させたり。でも、9歳ごろからは、子どもとの関わりを少し変えた方が良さそうです。「自分で考えて答えを見つけていくこと」を身に付けさせることが大切なのです。
そこで、親は子どもが興味を持ったことを、気持ちよく挑戦できるように、見守るということが必要になります。
「それは違う」「こうしなさい」などという言葉はじっと我慢して、子どもの意思をできるだけ尊重してあげましょう。子ども自身の体験から、子ども自身が答えを見つけられるような接し方を心がけていくと良いでしょう。
 
少しだけ大人に近づいた子どもに、今までとは違う世界を体験させて、多くの子どもたちと出会うきっかけを作ってあげるのもいいですね。新しい世界に接するという意味では塾に通わせるタイミングにしても良いかもしれませんね。
 
 
うすい学園の理念は「生徒の可能性を最大限に広げること」
 

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