PISA型学力をつけるには
2017.08.04 勉強のコツ
Q.テレビや新聞などで、「これからはPISA型学力が大事だ」と言われています。塾でも「自分で読み解き、考え、伝える力」を付けるために、いろいろ工夫していただいているようです。体験型の授業やグループ授業などの取り組みを聞いて、「なるほどな…」と思っていますが、家庭ではどのようなことをすると、PISA型学力が身につくのでしょうか?
■柴崎代表からのアドバイス
PISA型学力という言葉に、あまりなじみのない方が多いと思います。
「一方的に教えられる勉強ではなく、いかに主体的に勉強に取り組み、それを周りにわかりやすく伝えられるか」と言うことです。教育においてはごく当たり前の力だと思っています。
ご家庭ではあまり身構えることなく、「子どもが自ら考え行動できるような環境」にすればいいのです。
勉強そのものを教えるというより、「勉強の仕方を教える」ことが肝心です。例えば、わからないことを調べる方法を教えたり、インターネットでの調べ方ややる気を起こす方法、単語や年号などの覚え方を親から子どもに教えるということです。
あとは読書をたくさんすることです。親が子どもに押し付けをするのではなく、子どもが楽しく勉強する姿勢を応援することが大切です。