公立の中高一貫校の適性検査って?
2017.10.28 勉強のコツ
近年人気が高い中高一貫校では、入学試験時に適性検査を行っています。この適正検査とはいったいどんなものなのでしょうか?県内で最多の合格者を出しているうすい学園の柴崎大海先生(高崎NEXT校教室長)に伺いました。
一般的に適正検査というと、様々な質問に答えて、その人の性格や向き不向きを判断する資料になるものと思われがちです。しかし、中高一貫校の適性検査は全く性質が違います。
簡単に言えば「テスト」と同じです。ただ小学校でやってきたような国語・算数・理科・社会といった単独の教科テストではなく、教科を組み合わせて解く力や、総合的に考える力が試されます。
「なぜそう思うのか」ということを体験に基づいて答えさせたり、説明させたり。そこから書く力・まとめる力などを試すテストなのです。すべての教科の総合的な学力が必要とされる独特のテストと考えていただくといいでしょう。
この適正検査、なにも準備していなければかなり難しく感じるかもしれません。事前に情報をしっかり収集して備えておくことが重要ですね。
中高一貫校の適正検査だけでなく、これからの受験は、暗記する勉強からこのように知識や経験を生かす力が必要とされる方向に変わってきています。勉強の仕方自体を変えていくことが大切といえるでしょう。
うすい学園では、
小学校4年生からのPISA読解力講座
https://www.usuigakuen.co.jp/s_pisa/
6年生向けには中等入試特講
https://www.usuigakuen.co.jp/s_chuochuto/
を行っています。