中学１年の男子です。僕は将来、漫画家になるのが夢で、毎日夢中で絵を描いています。それなのに母親は「絵を描く暇があれば勉強しろ」とうるさくて困っています。どうしたらよいのでしょうか？

 

 

■うすい学園・柴崎龍吾代表からアドバイス

 

夢が明確にあって、それに向かって頑張っていることは素晴らしいと思います。でも漫画というのは、かなりいろいろな知識が必要なんですよ。絵が上手いだけでは人を感動させたり共感させたりすることはできません。文学も音楽も社会知識も歴史も英語も必要なのです。

大ヒットを出した有名漫画家も、アイデアを世界史などからとっていることが多いと聞きます。つまり、中学の勉強を一生懸命やることは、漫画家への道につながっているというわけです。また、いろんなジャンルの本をたくさん読むと、ストーリーづくりに役立ちます。ちゃんと勉強している姿を見せれば、お母さんも「絵を描くな」とは言わないはず。

ぜひ、漫画家への夢と勉強を両立していってください。

 

うすい学園の理念は「生徒の可能性を最大限に広げること」