五郎丸ポーズに学べ!勉強にも効果的なルーティーン
2016.02.10 勉強のコツ五郎丸ポーズだけじゃない。一流アスリートはルーティンを持っている。
2015年ラグビーW杯の歴史的大勝利をきっかけに、ラグビー人気が沸騰中! なかでも五郎丸歩選手の「五郎丸ポーズ」は、流行語大賞トップ10にノミネートされ、日本中で五郎丸ポーズが大流行しました。
五郎丸ポーズは、五郎丸選手がキックを蹴る前にとる「ルーティン」。
ルーティンとは、「決められた一連の動き、いつもの仕事」という意味で、何かを取り組む時に、いつも同じ動作をすることでその物事を集中して行うことができるというもの。
有名なものでは、メジャーリーガーのイチロー選手が打席で行う一連の動作や、体操の内村航平選手が跳馬の時に行う両腕を前に伸ばす動作、スケートの羽生結弦選手が演技前にする十字を切る動作など、ルーティンを取り入れているスポーツ選手は意外と多いのです。
世界で活躍するアスリートは、ルーティンを活用していつでもどんなところでも同じパフォーマンスが行えるよう、集中力を高めているのです。また、スランプの時や焦った時、気持ちを落ち着かせるのにルーティンは役立ちます。
ルーティンは勉強にも使える!
いつも通りの動作を行うルーティンは、スポーツだけじゃなく勉強にも役立ちます。
京都大学出身のロザン宇治原さんのルーティンは「机の整理整頓をする」でした。勉強前に必ず、ノートや参考書、筆箱の位置を決まった場所に整えてから勉強を始めたそうです。
ルーティンによって「今から勉強をするぞ!」というふうに気持ちのスイッチを切り替えるんですね。
ルーティンは、どんなことでもいいと思います。勉強をする前に、必ず同じ音楽を聞くでもいいですし、お茶を一杯飲むでもいいでしょう。自分がやりやすい動作にすることが続けるポイントです。
また「1日英単語10語覚える」とか「参考書を5ページやる」などの勉強内容のルーティンもいいですね。
大切なのは続けること
ルーティンは毎日の積み重ねですから、3日坊主では、なんにもなりません。「継続は力なり」という言葉があるように、なんでもいいからとにかく毎日毎回続けることが大切なのです。
ルーティンが自分のものになった時、自然と勉強をする習慣が身についています。もし、勉強面倒だな……と思ったときも、ルーティンを行うことで、自然と勉強モードに突入することができちゃいます。
数々の偉業を成し遂げた、五郎丸選手やイチロー選手にあやかって、ぜひ、勉強のルーティンを身に付けてみてください。